事故物件 お風呂 リフォームした際の具体的な費用について
事故物件 お風呂 原状回復までした際の費用
お風呂は床や壁紙のように簡単に解体して復旧できないため、特殊清掃で脱臭できるのか、ユニットバスの交換が必要なのか、現場経験から基づく早期の判断が重要になります。
なぜなら、オーナーや不動産会社目線で考えたときに、早く原状回復をして人に住んでもらうことが大事だからです。
もちろん、故人様所有の戸建て物件であれば話は変わり、ご遺族の御負担を軽減する方法を提案させていただきます。
しかし、密室なことや排水口も汚染されている可能性が高い等といった、悪条件が揃うお風呂の施行は難所になるため、現場がお風呂の事故物件は、リフォームをして引き渡すまでに長期化する場合も少なくありません。
お風呂のリフォームは「商品・材料+工事費+諸経費」が主な費用の内訳となり、ユニットバス(システムバス)またはタイル張りの従来工法の浴室リフォームかで、費用や工事期間は異なりますが、50万円~150万円が費用相場になります。
事故物件の場合は特殊清掃費が追加されますので、オーナー様やご遺族に費用面でかなりの御負担になります。
そのため、原状回復まで対応してもらえる特殊清掃業者に依頼することをおすすめします。
左)事故物件のお風呂
右)特殊清掃後のお風呂
このようにお風呂がピカピカになります。
「報告・連絡・相談」を徹底するユーティリティーサービスにお任せください!
初めてのことで不安な御依頼者様に対して、お部屋の中や近隣の状況、作業の進歩状況などをしっかりと報告し、トラブルがないように相談しながら進めていきます。
お風呂のリフォームにかかる費用
お風呂のリフォームにかかる費用は、
・浴室の現状
・新設する浴室のグレード
・大きさ
以上によって価格が決められております。
費用 | 施工工期 | |
ユニットバス➡ユニットバス | 50万円~140万円 | 4日前後 |
タイル張り➡ユニットバス | 65万円~150万円 | 7日前後 |
タイル張りのままリフォーム | 50万円~(工事内容により) | 4~7日前後 |
ユニットバスの特徴として、工場で生産されたパネルを現場で組み立てる、プラモデルのイメージです。
そのため、工事期間も短く、費用も安価で済みます。
お風呂の特殊清掃にかかる費用
浴室は水場のため防水処置がされているので、床下まで体液が浸透している可能性は極めて低い言えるでしょう。
しかし、浴槽内で遺体が発見された際には、密室のため腐敗臭が残り、浴槽内には遺体から発生した汚染水で満たされるケースがあり、床上の特殊清掃よりも難易度が高くなります。
また、安易に汚染水を排水口に流してしまうと、排水管内で汚染物が詰まる原因にもなるため、バケツやバキューム車を手配し、汲み取る必要があります。
ユニットバスで発見が遅れた場合は、プラスチックに臭いが染み込んで脱臭に時間がかかる場合や、交換せざる負えないケースがあります。
さらにはタイル張りのお風呂の場合、細かい凹凸のある目地部分に入り込んだ体液を完璧に清掃するのは、難しい作業になります。
そのようなケースでは、解体作業を選択するか、コーティング加工をしたのちに浴室用防水シートを貼るか予算によって検討する必要があります。
作業人件費 |
1人工あたり3万円前後 |
浴室の特殊清掃 | 5万円~12万円 |
除菌消臭剤散布 | 1万円~3万円 |
オゾン脱臭 | 初日3万円~5万円(以後1日1万円~2万円) |
排水口の洗浄 | 1万円~5万円 |
追い炊き配管内部洗浄 | 3万円前後 |
関連記事はこちら>>特殊清掃にはリフォーム工事が必要?
・お風呂の特殊清掃はユーティリティーサービスにご相談ください。
古くて新しいお風呂にしたいだけであれば、リフォーム工事会社に依頼すれば問題ありませんが、孤独死や自殺等の事故物件での浴室の清掃や除菌・消臭は特殊清掃業者の業務範囲となります。
ユーティリティサービスは事件現場特殊清掃センターと日本除菌消臭サービス協会に加盟する特殊清掃業者です。
近隣住民の方への配慮も徹底して、安全に清掃いたします。もちろん、汚染箇所の清掃から原状回復まで対応可能ですので安心してご依頼ください。
また、ユーティリティサービスでは、遺品整理でお客様が一時的に入室できるように、除菌消毒、簡易的な消臭を目的とした、「一時入室簡易清掃」を77,000円でご案内いたします。
しかし、浴室内の場合は汚染水の撤去に作業人数の増員が必要なケースがあるため、お申し出ください。
お見積もりは無料ですので、お気軽にご相談ください。
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