遺品整理に適用される保険 |遺族・オーナーさん・大家さん
遺品整理に適用される保険 とは?
遺品整理を業者に依頼する際の料金相場は、「1k 3万円~」などと曖昧な表現で記載されているため、実際どのくらいかかるのか不安になる方も少なくありません。
しかし、1Kでも学生の1人暮らしと高齢者の1人暮らしでは家財の量が異なりますし、ゴミ屋敷状態の場合は廃棄物の量や作業人数が増えるため、現場によって金額が異なりますので「1K 3万~」などと、最低金額を提示している業者がほとんどになります。
近年の少子高齢化社会により単身高齢者が増加していることによって、今後ますます遺品整理を親族で行えず、遺品整理業者に依頼する方が増えていくと思います。
家族では対応できない親の遺品整理を代行してもらうにあたって、処分費やご供養、作業費などと必要になる遺品整理は決して安くはありません。
しかし、少しでも金銭的な負担を抑えたいのが、本音ではないでしょうか。遺品整理の費用を抑える方法の1つに、保険金の活用があります。
最近は、賃貸住宅向け遺品整理保険「エンディング費用保険」というものもあり、オーナーさんや大家さんのための保険もあります。
この記事では、あまり知られていない遺品整理に適用できる保険についてご紹介します。
ユーティリティサービスでは、メール・LINEで画像を送って頂ければ、無料で簡易的な見積もりを作ることも可能です。気軽にご相談ください。
遺品整理に適用できる保険がある
遺品整理には保険が適用されます。しかし、遺品整理で保険が適用できることを知っている方は少ないようです。
近年では、業者に遺品整理を依頼されるケースが増えてきており、「家族でも自分の物に触れれるのは嫌だ」といった場合は、自身の終活の1つとして準備している方もいます。
加入していた保険に、「遺品整理」という項目がないため分からないことが多いのですが、孤独死を迎えた家族が賃貸物件で亡くなられた場合、生前、火災保険に加入していた場合に、退去のための「遺品整理」や孤独死・自殺などによって原状回復が必要な場合は修理・修繕費に保険金が支払われることがあるのです。
加入していた保険によって、費用を一部でも補えることができれば、遺品整理にかかる費用の負担を軽減することができます。
適用される保険の種類
遺品整理に適用できる保険は以下になります。
遺品整理にかかった費用は、法定相続人や賃貸契約の連帯保証人に請求されますが、故人様が火災保険や少額短期保険、生命保険に加入していた場合、保険金支払われ、その保険金で補える可能性があります。
ただし、保険の種類によって補償範囲や対象条件は異なるため、契約・補償内容をご確認しましょう。
火災保険
一般的には、火災や震災をはじめとするに日常生活の様々なトラブルによって生じたトラブルの損害を補償する保険ですが、遺品整理でかかった費用の補償も含まれているプランもあります。
少額短期保険
ミニ保険とも言われる少額短期保険は、生命保険や医療保険、損害保険では扱ってなかった分野の保険も扱っていることが特徴であり、「遺品整理費用」や、原状回復工事を伴う「修理・修繕費(特殊清掃)」の補償を適用している保険もあります。
生命保険
生命保険は、死亡や病気、怪我、介護などの人の生命に対するリスクに備える保険になります。近年、「生前整理」や「終活」を通して、遺品整理の準備をする人も増え、生命保険を遺品整理に充てる人も増えてきています。
申請時に準備するもの
- 保険証券
- 故人の住民票
- 保険金受取人の戸籍謄本
- 保険金受取人に印鑑証明書
- 遺品整理の見積書
- 作業箇所の写真
- 死亡診断書のコピー
以上の書類と相続人からの保険会社への連絡が必要になります。
保険会社に連絡
故人様が加入していた保険が判明したら、受取人は契約していた保険会社に連絡し、保険金支払い請求書を発行・送付の依頼をしましょう。
保険会社に伝える情報は、
・加入者の氏名
・保険証券番号
・死亡日時
・死因 など
以上が一般的に必要な情報ですが、保険会社によって異なりますので、確認して対応しましょう。
オーナーさんや大家さんのための保険
孤独死による原状回復で遺族とトラブルは、オーナーさんや大家さんに聞くと実際にもあちこちで起こっている話です。
東京海上ミレア少額短期保険株式会社のお部屋の保険ワイドⅡには、死亡時修理費用保障条項の内容として「遺品整理費用保険金」の記載があり、1回の事故につき50万円が支払限度額になります。
参考サイト:東京海上ミレア少額短期保険株式会社
他にもこのような遺品整理費用保険金が記載されているものもあるので、そういった保険をリスクマネジメントとして活用することをおすすめします。
まとめ
余り知られていませんが、遺品整理に適用できる保険があります。
故人様が、「火災保険」「少額短期保険」「生命保険」に加入していた場合、遺品整理に適用適用できるプランに加入している可能性がありますので、保険会社に確認しましょう。
一部でも保険金で遺品整理にかかる費用を負担できれば、経済的負担が軽減できることでしょう。
当社ユーティリティーサービスは、地区統括会員の遺品整理が在籍する遺品整理業者です。
見つからない保険証券などの貴重品の探索から全て請け負うことも可能ですし、お見積りのみの依頼も承っておりますので、お気軽にお問い合わせください。
前の記事へ
« 相模原で 猫砂の処分 ならお任せください!次の記事へ
家の片付け費用を安くする には?片付けでお悩みの方必見! »