不要になったライターの処分方法
不要になったライターの処分方法
遺品整理や大掃除をしていたら、使い捨てのライターが山のように出てきたなんてことありませんか?
小さくてどこに置いたか忘れやすいライターは、いざ処分するとなったときに、中身が残っていたりと捨て方に迷う方も多いと思います。
しっかりガス抜きをしないと、火災の原因になりかねません。
この記事では、不要になったライターの処分方法やガス抜きの方法について、ご紹介いたします。
ライターのガス抜きの方法
ライターのガス抜きには、輪ゴムかガムテープが必要になります。
方法さえ分かってしまえば簡単にできます。
ガス抜きの手順
①ライターのレバーを押し下げて、火がついたら吹き消します
↓
②ガムテープなどで、押し下げたままレバーを固定する
↓
③ガスが噴出しているか確認する
↓
④そのまま火の気のない風通しの良い場所で放置する
↓
⑤念のため、着火動作してガスが抜けたか確認する
以上がガス抜きの手順となります。
必ず風通しの良い火の気のない屋外で行いましょう。
ガスが抜ききるのには、30分程度で完了しますが、念のため半日から1日放置しておくと、安全でしょう。
注入式ガスライターのガス抜き手順
ジッポライターのようなものを注入式ガスライターになります。
使い捨てライターとは、ガス抜き方法が異なりますので、ご紹介いたします。
先が細いドライバーがあれば大丈夫です。
①ガス抜きをする前に火の気がないか確認する
↓
②注入式ライターのガス注入口の先端を細いドライバーなどで押します
↓
③注入式ライターのガスが抜けたか最終確認する
以上が注入式ガスライターのガス抜き方法になります。
注入式ガスライターを使っている場合は、ガスボンベのガス抜きを必要になります。
こちらは、引火に注意をし屋外で噴出されガス抜きを行いましょう。
ライターの処分方法
処分する前に、必ずガス抜きを行いましょう。
ガスが残ったまま処分してしまうと、引火や爆発の可能性がありますので、大変危険になります。
ガス抜きの作業を行っても、わずかに残ってしまうこともありますが、水に浸すことで発火の可能性を防ぎますので、行ってみてください。
ライターのガス抜きは全国共通で必須になりますが、ゴミの分類は自治体によって異なります。
自治体のホームページなどで確認して処分しましょう。
・ライターのガス抜きしたら「燃えるゴミ」に出す
・ライターのガス抜きしたら「不燃ゴミ」や「危険物の区分」で出す
・ライターのガス抜きしたら「特定ゴミ」に出す
・ライターのガス抜きしたら分解して金属部分を外して、「燃えるゴミ」と「資源ゴミ」に出す
以上が各自治体の最も多いルールになります。
「危険」と貼り紙を指定している自治体もありますので、必ずゴミに出す前に確認しましょう。
ライターの危険な捨て方
ライターを原因とする火災事故は、毎年のようにニュースで報道されています。
掌に収まるほどの小さいものですが、中身は可燃物だということを忘れてはいけません。
軽い気持ちが大事故を招く恐れがあるので注意しましょう。
ライターを叩き割る
ライターのガス抜きをするために、手間を省いてハンマーなどで叩き割ろうとする人もいます。
ガスが残っているライターを叩き割ると、引火や爆発する可能性があります。
摩擦によって火花が引火する場合がありますので、絶対にやめましょう。
ガスが入ったまま分解する
ライターの分解は必ずガスを抜いてから行いましょう。
素手では分解できないので、ペンチなどの工具を使用すると思いますが、分解時に摩擦によって生じた火花が残っているガスに引火する恐れがありますので、必ずガス抜きを行いましょう。
ゴミ収集車の事故
ゴミ収集車のほとんどが、内部に搭載されている機械でゴミを圧縮して数多くのゴミを収集しています。
ガスが残ったままゴミ袋に混ぜてしまうと、荷台のなかで圧縮されることで着火装置が押し下げられることがあると、周りのゴミに火がつき、あっという間にゴミ収集車は炎に包まれてしまいます。
ガス抜きを怠ったが故に、ゴミ収集車の作業員が火災に巻き込まれる可能性があることを絶対に忘れてはいけません。
ライターの処分を不用品回収業者に依頼する
友人や知人にあげることや売ることができない場合や、処分したいライターが大量にあるがガス抜きができない場合は、不用品回収業者に依頼する方法もあります。
処分費用やガス抜きの作業費、回収費などと割高にはなってしまいますが、大量のライターを自分でガス抜きする手間を考えれば、お得かもしれません。
他にも処分したい不用品があれば、まとめて回収してもらえますので、お急ぎの方や手間を省きたい方にはお勧めの方法になります。
まとめ
ここまでライターの処分方法やガス抜きの方法などを、ご紹介してきました。
ライターは大変危険な物として認識することが大切になります。
危険という認識がないがために、置いた場所を忘れたり直射日光の当たる車の助手席に放置してしまうので、この記事をきっかけに考えを改め直していただけたら幸いです。
ここまでを参考に、正しいライターの取り扱い方や処分方法に気をつけていただけたらと思います。
大量のライターの処分にお困りの方は、ユーティリティーサービスでも回収を行っております。
責任を持って正しくガス抜きをし、処分させていただきますので、お気軽にご相談ください。
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