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遺品整理で出る蛍光灯の処分方法

遺品整理で出る蛍光灯の処分方法

 

家庭やテナントビルで多く利用されている蛍光灯ですが、正しい処分方法を分かっている人は多くいません。

この記事では、蛍光灯の処分方法に困ったときの参考にしていただければと思います。

 

 

 

蛍光灯の処分方法

 

蛍光灯の処分方法は、自治会よって細かいルールが異なる場合があります。

箱ごと処分できる自治体もあれば、蛍光灯だけで出すように指示する自治体もありますので、いくつかご紹介いたします。

 

東京都町田市の場合

 

町田市では毎月4回目の「ビン・カンの収集日」に、資源集積所に置かれた白色の収集かごに入れます。

割れた蛍光灯は、透明または半透明の袋に入れて、資源集積所に置かれた白色のかごに入れます。

 

東京都八王子市の場合

 

八王子市では蛍光灯は「有害ごみ」として扱われています。

中身が見える、透明・半透明の袋に入れます。

その際にビンとは別にし、その他の「有害ごみ」と一緒に出します。

 

神奈川県相模原市の場合

 

相模原市では、「資源の日」に購入時の梱包材に入れて紐で縛るか、透明・半透明の袋に入れて収集場所に出します。

 

割れている物は、「一般ごみ」に出します。

その際に、危なくないように新聞紙などで包み「一般ごみ」に混ぜて出します。

 

神奈川県大和市の場合

 

大和市は、有料指定ごみ袋に入れて、口を結んで「燃やせない(不燃)ごみ」に出します。

40ℓの有料指定ごみ袋に入らないものは、切ったり割ったりして袋の口を結ぶことができれば有料袋に出せます。

 

神奈川県座間市の場合

 

月1回の「燃えないゴミ」に出します。

割れ物や刃物などの危険物は、新聞紙などに包み、見やすい所に「危険物」と書いて出します。

 

神奈川県横浜市の場合

 

リサイクル収集作業上、危険があるため購入時の箱に入れるか、新聞紙や厚紙などで包んだうえで「蛍光灯」と品物名を表示して「燃えないゴミ」として出します。

 

オフィスや工場から出た蛍光灯の場合

 

家庭ごみと違い、オフィスや工場から出た蛍光灯は産業廃棄物に該当します。

 

産業廃棄物は自治体では、回収してもらえません。

この場合、産業廃棄物運搬許可を取得している業者に委託する必要があります。

 

電球の処分方法は?

 

電球は、蛍光灯と同様の「照明」としての役割は一緒ですが、電球の素材は水銀が使われていないので、「不燃ゴミ」として扱われることが多いです。

しかし、こちらも自治体によって処分方法は異なりますので、地域のホームページなど確認して処分しましょう。

 

 

 

蛍光灯は回収ボックスを利用しよう

 

家電量販店などの電気屋さんに蛍光灯を回収してもらいたい場合、店舗に設置されている回収ボックスを利用する方法があります。

 

店舗の出入り口や蛍光灯の販売エリアの近くなどに、廃棄用の回収ボックスが設置されている場合があります。

ここに入れることで処分できます。

 

基本的に大手家電量販店には回収ボックスが設置されています。

ビックカメラ」「ヤマダ電機」「ケーズデンキ」「イオン」などの店舗には設置されていますが、お住みの地域の支店には設置されていない場合もあるので、事前に確認してから持っていきましょう。

 

また「ケーズデンキ」では、乾電池の回収ボックスもあるようです。

 

蛍光灯をリサイクル回収業者に依頼する

 

蛍光灯は燃えないゴミや産業廃棄物として処分する方法や、家電量販店に設置されている回収ボックスに入れる方法の他に、リサイクル回収業者に依頼する方法もあります。

 

蛍光灯に含まれている蛍光塗料の一部に「レアアース」という資源がリサイクルできます。

レアアース」は、パソコンのハードディスクや携帯電話、エアコン、冷蔵庫などの半導体の製造に必要な資源材料になります。

 

その他にも蛍光灯のガラス部分は、断熱材や新しい蛍光灯のガラス、ガラス工芸品の材料としてリサイクルされます。

 

また口金などのアルミ部分はアルミの原料にもリサイクルできますし、水銀は新しい蛍光灯や特殊計測機器などの材料としてもリサイクルされています。

 

蛍光灯は貴重な資源材料となっていますので、回収ボックス利用したりリサイクル回収業者に依頼して積極的にリサイクルしていきましょう。

 

リサイクル回収業者の費用

 

蛍光灯の回収費は1kg180円~や1本40円~など業者によって異なります。

 

蛍光灯の種類やワット数でも金額が変わるので、依頼する業者に事前に確認しましょう。

 

まとめ

 

ここまで蛍光灯の自治体別の処分方法や、リサイクル方法などをご紹介してきました。

 

蛍光灯は危険物になりますが、資源として貴重な材料となっています。

ゴミとして扱うだけではなく積極的にリサイクルすることで、環境汚染の防止にもなります。

 

処分する際は、蛍光灯は水銀が含まれているので、割らずに捨てるようにしましょう。

割れた破片でケガする場合もありますし、健康被害に影響を及ぼすリスクもありますので、十分注意しましょう。

 

ユーティリティーサービスでも、蛍光灯のリサイクルを推奨していますので、お気軽にご相談ください。

 

 

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