不要になったオフィスチェアの処分方法
不要になったオフィスチェアの処分方法
事務仕事やパソコンを使用する時に使うオフィスチェアですが、在宅ワークなどが増えている今、一般家庭でもオフィスチェアを利用されています。
近年オフィスチェアも、高機能化が進んでおり、座席の高さの調整だけではなく、座席の奥行、ひじの高さなどを簡単に変えることができ、自分に合った形に調整できるなど、大変便利なものになっています。
そんなオフィスチェアですが、さらに高性能なものに買い替える場合や破損などによって処分を検討していると、一般ゴミでは出せない大きさなので、どのように処分をすればいいのか悩んでしまうと思います。
この記事では、不要になったオフィスチェアの処分方法についてご紹介します。
オフィスチェアについて
オフィスチェアまたはデスクチェアは、オフィスのデスクで使用するために設計されたタイプのチェアです。
通常は回転式の椅子で、可動式の車輪と高さを調整できるようになっています。
現代のオフィスチェアは通常、椅子の座席の下に配置された、特徴的な単一の耐荷重脚を使用しています。
オフィスチェアの寿命
オフィスチェアの寿命が近づくと、背もたれや座面にへたりが出はじめます。
クッションタイプの座面なら、へこんだり固くなったりして、座り心地が悪くなり、メッシュタイプの背もたれ・座面の場合は、反発力がなくなってきて元の形に戻りにくくなり、最終的に破けてしまいます。
このように、交換時期を状態によって見極める必要がありますが、「日本オフィス家具協会(JOIFA)」では、経年劣化による事故防止と安全に使用できる期間を示したもので「オフィスチェア」は、1日8時間程度使用した場合「8年間」と記載しています。
つまり、8年間は壊れないように設計されているということになります。
オフィスチェアの処分方法
ここからは、不要になったオフィスチェアの処分方法について、いくつかご紹介いたします。
ぜひ参考にして処分してみてください。
家庭で使用していた場合は粗大ゴミとして処分する
使用できなくなったオフィスチェアは、粗大ゴミとして処分することができます。
ここで注意する点が、家庭で使用していたか、事務所で使用していたかで処分方法が異なります。
家庭で使用していたオフィスチェアの場合、粗大ゴミの処分方法は予約制となります。
事前に粗大ごみ受付センターに電話かネット申し込みを行い、有料粗大ごみシールを郵便局やコンビニなどの取扱店で購入することで処分手数料の支払いが完了します。
あとは、オフィスチェアに「有料粗大ごみシール」を貼り、回収日に運び出すだけになります。
自治体での粗大ゴミ回収は、費用500円~800円程度と安く済みますが、回収日時を指定できないことや自分で運び出さなくてはいけないため、手間がかかります。
手続きが難しいと思う人や、運び出しが難しい人は別の方法で処分すると良いでしょう。
回収日まで待てない人は、車に積み込み、直接粗大ゴミ受付センターに持ち込んで処分する方法もあります。
自分で持ち込む分、わずかながら処分手数料は安くなりますが、こちらも自分で車に積み込む必要がありますので、大きい車を所有している人や力持ちの人に限ります。
事務所で使用していた場合
オフィスチェアを事務所で使用していた場合は、事業用となるため産業廃棄物法によって、事業者が自らの責任で廃棄物を適正に処理しなくてはいけません。
適正に処理するには、自ら産業廃棄物処理場に持ち込むか、産業廃棄物収集運搬許可を所有する業者に依頼するか、自治体から許可を持つ業者を紹介してもらい回収にきてもらう、いずれかの方法で処分する必要があります。
車輛代や人件費などが発生するため、処分費は高くなります。
不用品回収業者や遺品整理業者に依頼する
不用品回収業者や遺品整理業者に依頼する場合も、有料での処分方法になります。
このような専門業者は、電話1本で回収依頼することができ日時を指定することができるため、急ぎの人には便利な方法になります。
また、自宅から運び出してくれて、階段やベランダからの吊り降ろし作業も行ってくれるため、自分では運び出せない人にとっては有り難いサービスとなります。
さらには、比較的新しい状態の良いオフィスチェアであれば、買取を行ってくれる業者もあります。
とはいってもデメリットもあります。
それは、自治体で処分手数料と比べて、かかる費用が高いことです。
オフィスチェア1つだけの回収でも2500円~4000円程度かかります。
引越しや遺品整理の場合などは、その他の不用品もまとめて依頼すると、割安になるでしょう。
リサイクルショップで売る
リサイクルショップに持っていき売ることができれば、無料で処分することができます。
むしろ、お金が還ってくる場合もあります。
高機能なゲーミングチェアや比較的新しく状態の良いものに限りますが、処分する前に一度検討してみてはいかがでしょうか。
お近くにリサイクルショップがない場合は、出張買取を行っている店舗を探すと良いでしょう。
リモートワークなどが増えているため、オフィスチェアを一般家庭で必要としている人は多くいるため、比較的売却しやすいでしょう。
フリマアプリやネットオークションに出品する
最近では、フリマアプリやネットオークションで安く家具家電を新調する人も多くいます。
なかには、オフィスチェアを探している人もいる可能性があるので、試してみる価値はあります。
価格は自分で設定できますが、高額取引は期待できないでしょう。
それでも、費用をかけずにオフィスチェアを手放すことができることは魅力的であります。
そんなフリマアプリやネットオークションにもデメリットはあります。
比較的大きくてオフィスチェアは、送料が高くなってしまいます。
送り主が負担するか、買い手が負担するか決められますが、結果的に金額が高くなってしまうため、売れにくくなってしまいます。
また、買い手が現れるまで、処分することができませんので、お急ぎの人には向いていない方法になります。
まとめ
ここまで、オフィスチェアの処分方法についてご紹介してきましたが、様々な方法があります。
座り心地の良い高機能なオフィスチェアは、仕事効率を高めるため安くて良いモノを探している人は多くいます。
処分する前に、購入した時期や状態を確認して、リサイクルショップやフリマアプリやネットオークションに出品することで、無料に処分することができるでしょう。
状態の悪いオフィスチェアは、自分でどこまでできるかによって、自治体を利用するのか、回収業者を利用するのか判断すると良いでしょう。
当社ユーティリティーサービスでも、オフィスチェアの回収・買取を行っていますので、お気軽にお問い合わせください。
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