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遺品査定士とは?どんな資格?

遺品査定士とは?どんな資格?

 

遺品整理士の資格は認知され始めていますが、遺品査定士という資格はご存知でしょうか?

高齢化により遺品整理の需要が高まってきていますが、それに伴って遺品の買取も注目されるようになっています。

 

機械的な査定ではなく、故人様が生前大事にされていた品と遺族の想いを聞きながら買取してほしい」といったことも求められています。

そんなときに、遺品整理と合わせて依頼する際に「遺品査定士」の在籍する業者が頼りになります。

 

この記事では、「遺品査定の専門家」である遺品査定士の業務内容や資格についてご紹介いたします。

 

査定 イメージ

 

 

遺品査定士とは?

 

遺品整理の需要に高まりに比例して、遺品整理代行業者も増えてきています。

残念なことに需要の増加とともに、悪質な業者による高齢者のご遺族・女性を狙ったトラブルや被害も多くあります。

そうした流れにより、遺品査定士資格が一般社団遺品査定士認定協会により運営が開始されました。

 

多くの遺品整理業者がいる中で、「遺品査定士」が在籍していることは1つの信頼できる業者であることを示す基準になるでしょう。

 

もちろん、多くの優良業者もいます。

遺品査定士は、「遺品の買取に関わる様々なジャンルの鑑定士とも関係を結び、適切な査定を行い、ご遺族が安心して、遺品をつなぐことへの支援を行う、遺品の査定と買取に特化した専門家」のことで、「処分するより、必要としてくれる人に使ってほしい」「使えるものを、有効利用してほしい」といった遺族や故人様の想いに寄り添うことが求められています。

自社で取り扱えない価値ある遺品についても、各専門家に繋げることで、適正な査定・買取を実現します。

 

貴金属 査定

 

 

遺品整理士との違い

 

遺品整理士は、主に遺族に代わって遺品を整理するのが仕事になります。

遺品を不要品、リサイクル品、供養する品に分別し、遺品整理に関わる様々な業者と連携を結びながら法律に沿って処理します。

遺品整理士の資格は、2018年に厚生労働省から業種として認められています。

不法投棄や盗難などの遺品整理を通した不正を防ぎ、ご遺族が安心して自身では難しい遺品整理のサポートを任せられる専門家です。

 

遺品査定士は、法規定について正しく理解し、正しい価値評価を行えるだけの知識を身につけ、遺品の買取において、ご遺族様・ご依頼者様が不利益を被ることなく、また、買取によって起こるトラブルから、高齢者のご遺族・ご依頼者を守ることのできる専門家が「遺品査定士」になります。

 

遺品査定士の役割

 

遺品査定士の役割は、主に「遺品の正しい価値評価ができること」、「消費者としてのご遺族・ご依頼者様を守ること」になります。

 

不動産査定 電卓と虫眼鏡

 

 

遺品の正しい価値評価ができること

 

遺品査定士は、ご遺族様・ご依頼者様を悪質な業者から守るためには、査定士は遺品の価値評価が正しいか否かの区別がつけられなくてはなりません。

遺品の買取について、適切な形で行われるように、ご遺族様・ご依頼者様を導くことが義務であり、不正を見抜けるだけの知識は、最低限持つ必要があります。

 

また、遺品の品々を買取るためには、個人でも企業でも「古物商許可」を持っていなくてはなりません。

自分たちで買取ができない場合でも、ご依頼者様と一緒に買取専門業者を探し、お客様側に立ち、適正な査定・買取を実現されることが役目になります。

 

自身で買取を行う際は不正を行わないこと。

また、他の業者に買取を依頼する場合は、ご遺族と共に話を聞き適切な対応がされているか見守るためにも、予め理解しておくべき知識・理解をもって判断しうるだけの知識の習得が必須になります。

 

ご遺族様・ご依頼者様を守ること

 

上記ともつながる話ですが、遺品の買取にあたって、ご遺族様・ご依頼者様は消費者になり、買取についての知識を持ち合わせている人はほとんどいないため「弱者」となります。

純金と言われて貴金属が偽物だった」などといったことが、知識を持った方が見て、初めてわかる事実というのも多くあるのが、貴金属やブランド品、骨董品、宝飾品です。

自身で買取業務を行う際に、品物により、知識がなく、正しい査定判断ができない場合には、一時お預かりして、価値基準を調査すること、もしくは、専門業者と連携して査定を行うことも必要になります。

 

近年、ブランド品などの偽物や類似品が数多くネット販売などで出回っています。

そのなかには、本物か偽物かわからない物も多くあります。

遺品整理の際に正しい判断ができないことも多くある中で、ご遺族様が遺品を適切に価値評価するのは難しいです。

 

そういった知識のない弱者を狙い、100万円の価値のある物を10万円の価値と評価する悪質な業者もいます。

さらには、売る気持ちのないものを言葉巧みに買取っていったり、価値のあるものが紛れていることを知らせずに、廃棄する物として回収し、ご遺族様が知らないところで売買している悪質な業者もいます。

 

ご遺族様にとっては不要な物であっても、故人様が生前に大切にしていたものが遺品です。

遺品の価値を正しく見極め、ご遺族様・ご依頼者様に伝えること、悪質な業者から高齢者や女性を守ることが、遺品査定士の使命ともいえます。

 

バイク査定 バイクと現金

 

 

まとめ

 

ここまで、遺品査定士についてご紹介してきました。

 

遺品査定士は、法規制についてきちんと理解を持ち、さらにはご遺族様・ご依頼者様のためにと使命をもって、動くことができる専門家になります。

 

価値評価を行う上で必要となる知識を身につけ、買取を行う上で不正などを見抜くための知識をもって、ご遺族様・ご依頼者様の立場に立った対応を身につける必要があります。

また、ご遺族様・ご依頼者様が不利となる事態を避け、適切な対処・対応を行うことで、消費者として弱い立場にある高齢者や女性を守ることも重要な役割となります。

 

当社ユーティリティーサービスは、遺品整理士と遺品査定士の資格を持ったスタッフが在籍している遺品整理専門業者になります。

お気軽にご相談ください。

 

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