古本の正しい処分方法!
古本の正しい処分方法!
遺品整理や生前整理など、お部屋を整理すると出てくる不用品のなかで、大量に出てきがちなのが「不要になった本」です。
数冊ならどうにかできますが、段ボールいっぱいになってしまうとどう処分すればいいのか悩んでしまうと思います。
本の処分と言っても、本の種類や劣化の状態、処分したい本の量などによって最適な処分方法は異なります。
古本の正しい処分方法をご紹介します。
資源ごみとして処分する
本の廃棄処分で最も一般的な方法なのが自治体の資源のごみの日に出す方法です。
地域によって異なりますが、よほどの量でない限りは回収してもらえます。
ただし、自治体で決められたルールに沿って、正しく処分する必要があります。
資源ごみに出す際は、雑誌、ハードカバーなどの種類別、サイズ別に仕分けて紐で縛りましょう。
バラバラな状態で袋に入れたり、ガムテープでまとめてしまうと回収業者が持って行ってくれない場合があります。
どこの地域も紐で十字にしばるというルールは同じになります。
古紙回収センターに持ち込む
本を廃棄処分する方法は他にもあり、それが「古紙回収センター」へ持ち込むことです。
古紙回センターであれば、24時間365日受け付けているところが多くドライブスルーで簡単に運び入れることができます。
忙しい方や断捨離や引越しで一気に処分したい場合にとても便利です。
さらに、本だけでなく段ボールや雑紙などを回収しているので、近くの古紙回収センターを検索してみましょう。
施設や病院、団体に寄付する
まだ読めるのに捨てるには、もったいないと思う人も少なくないと思います。
読まなくなった本を施設や病院などに寄付するという方法があります。
この場合、汚れている本や破れている本は受け入れてもらえない場合があります。
絵本であれば幼稚園や保育園、病院であれば一般的な本が受付けてもらえる思います。
専門書や雑誌は難しいでしょう。
本の引取り・寄付の受付は施設によって状況や方針によって異なりますので、事前に連絡して確認してから寄付しましょう。
ネットオークションやフリマアプリで売却する
ネットオークションやフリマアプリには、たくさんの古本が出品されています。
珍しい本や専門書、トレンドの本はよく売れます。
また一冊一冊単独で出品するよりも、まとめて出品した方が高値がつく可能性があります。
本の梱包や発送は簡単ですので、初めての人でも出品しやすい商品でしょう。
フリマアプリでも販売することができ、バーコードを読み取れば簡単に出品できる方法もありますので、大変便利です。
古書店に売却する
不要になった本を処分したい場合、真っ先にこの方法を思い浮かべる人がほとんどではないでしょうか。
現在では古書店も多様化しており、本によって売り先を変えないと、価値のある本が安値で買取られてしまう場合がありますので、適切な店舗に持っていきましょう。
古書店に売却する時の注意点
古本は種類やトレンド、希少価値によって買取価格が異なります。
買取先によって価格が異なることも実際によくあります。
では、古書店で売りたいという場合が、どのように注意すればよいか、ご紹介します。
古書店で買取ってもらえない本は?
・汚れていたり破れている本
・カバーが紛失している本
・10年以内の週刊誌、月刊誌
・古い百科事典や文学全集
・大ベストセラー
大ベストセラーといった何百万部も売れた本は、古本市場に大量に出回っているため、古書店側も大量に在庫を抱えていると買取を拒否される場合があります。
梱包する際は寝かせて詰めましょう。
本を段ボールに詰める際のポイントとして、本は重量がありますので段ボールの底はガムテープでしっかり補強しましょう。
大きな段ボールに目一杯詰めてしまうと、持ち運びの際に底が抜ける場合があり、重たすぎて持ち上げるのも一苦労です。
適度な大きさの段ボールを選び、適度な量を詰めて運びましょう。隙間があると運搬時に傷む原因になりますので、クッション材をしっかりつめて動かないように固定しましょう。
不要になった古本の処分方法について紹介いたしました。
「ゴミとして処分する」「買取依頼する」「寄付する」などと様々な処分方法があります。
本の量やいつまでに処分したか、本の種類などを考慮して最適な処分方法を選びましょう。
ユーティリティーサービスでも古本の回収からその他の不用品の回収も行っていますので、お気軽にお問い合わせください。
前の記事へ
« パソコンの正しい処分方法次の記事へ
遺品整理での写真はどうすればいい? »