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不要になった雛人形の処分方法|供養は必要?

不要になった雛人形の処分方法|供養は必要?

 

子供が健やかに育ち幸せになって欲しいと願い両親の祈りが込められて飾る雛人形。

子供が大きくなって、雛人形を飾らなくなったといったことが多くあります。

 

家によっては引越しや遺品整理といった様々な理由で、雛人形を処分しようかなと悩む人もいらっしゃるかと思います。

その際に、普通のゴミとして処分していいものなの、供養が必要なのかと考える人は多くいます。

 

この記事では、不要になった雛人形の処分方法と供養についてご紹介致します。

 

 

雛人形を処分したら縁起悪い?

 

雛人形は人の想いが宿るといわれています。

そのため、処分してしまっては、縁起が悪い、不幸が訪れるなどと考えられる方もいます。

 

しかし、雛人形は負の効果は一切ない、穢れのない人形ですので問題ありません。

お子様の厄を身代わりに受けてくれるのが、雛人形です。

 

持ち主がお嫁に行ってしまうと、押入れの中にしまいっぱなしになってしまいます。

何年も放置してしまうのであれば、処分するといった選択をしても良いと思います。

 

雛人形を処分したからといって、不幸が訪れるといった事実はありません。

 

 

 

実は、雛人形は継ぐものではない

 

雛人形は子供の厄災を引き受ける「身代わり」としての役割があります。

生まれた子供の穢れを移すために人形になります。

 

そういったことから、1人につき1体の雛人形が理想といえます。

 

しかし、古くなった雛人形を必ず処分しなければいけないといったことではないので、代々の雛人形を並べて飾るのも、それぞれの表情や雰囲気の違いが見えますので、良いと思います。

 

雛人形を処分する際に控えたほうがいいこと

 

雛人形を引き継ぐ以外にも、控えたほうがいいことがあります。

 

 

 

親戚や知人に譲渡する

 

雛人形を他人に譲ることは、合格祈願のお守りを他人に渡すようなことと同じです。

自分にとっては縁起の良いものでも、相手に対して失礼にあたりますので、やめましょう。

 

リサイクルショップやネットオークションで売却

 

子供の厄を引き受けて役目を終えた雛人形を、売却するのは控えましょう。

願いを込めて飾っていた雛人形を不用品として、売却するのは縁起の悪いことです。

 

また、購入する側も他人の不要になった雛人形を安価で購入し、家に飾ろうという人はほとんどいませんので売るのは難しいでしょう。

 

 

雛人形の処分方法

 

雛人形が燃えるゴミなのか、燃えないゴミなのかは自治体によって異なりますが、自分の身代わりのなって災難を引き受けてくれていた雛人形をゴミとして処分するのは、どうしてもできないといった人もなかにはいます。

 

ここでは、いくつか雛人形の処分方法をご紹介いたします。

 

 

 

寄付団体や施設に寄贈する

 

まだ使用できる綺麗な雛人形であれば、寄贈するといった処分方法があります。

 

幼稚園や保育園、児童施設、老人介護施設など、雛人形を飾りたいという施設はいくつかあります。

必ずしも必要としている訳ではないので、住いの地域の自治体に問い合わせてみましょう。

 

また、発展途上国の子供たちが必要としているので贈り物として受け入れてくれる団体もありますので、インターネットを利用し検索してみましょう。

 

神社やお寺に供養してもらう

 

雛人形を捨てたり譲ったりせずに、供養して処分する方法があります。

最寄りの神社やお寺に持ち込み、お焚き上げや読経などで雛人形を供養してもらいます。

 

また、お寺によっては雛人形を持ちこむ必要がある場合と、郵送でも受け付けている場合があります。

その際に、基本的には雛飾りや雛壇などは分別して家庭で処分する必要があります。

 

雛人形の処分に供養は必要?

 

人形供養とは、古くなり役目を終えたお人形と、感謝を込めた祈りとともにお別れをするといった意味合いがあります。

人形供養は雛人形に限らず、ぬいぐるみなども供養する人も多くいます。

 

昔から日本では、人形に魂が宿るといわれています。

役目を終えた雛人形を、持ち主の願いや想いも一緒に供養して、気持ちの区切りをつける儀式が「人形供養」です。

 

雛人形を供養するかしないかは個人の判断ですが、自分の身代わりとして災難を引き受けてくれて役目を果たしてくれた雛人形に、ありがとうの気持ちと共にお別れをした方が、気持ちの整理もつきやすいのではないでしょうか。

 

 

 

まとめ

 

ここまで、不要になった雛人形の処分方法や供養についてご紹介してきましたが、いかがでしたか?

 

雛人形の処分方法には、いくつか方法があります。

単純に家庭ゴミで捨てるのではなく、雛人形に感謝をしつつお別れをし気持ちの区切りをつけることが、大切になります。

 

役目を果たした雛人形を、押入れにしまい込んだままであれば、この記事を参考に納得のいく処分方法を選んでみてください。

 

弊社ユーティリティーサービスでも、雛人形の回収・供養も対応しておりますので、お気軽にご相談ください。

その他の不用品もあれば、まとめて回収も可能ですのでお問い合わせください。

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