余った塗料の処分方法

最近ではＤＩＹが流行っているため、ホームセンターなどで簡単塗料が購入できるようになり、一般家庭でも塗料を持っていることが多いです。

しかし、大抵の場合は使い切ることなく余ってしまいます。

そのため、ついつい余ってしまった塗料を放置してしまう傾向が、遺品整理をしていて多く見られます。

多くの自治体で塗料の処分を受付けていないため、放置してしまうようです。

この記事では、余った塗料の処分方法に困っている方に参考にしていただきたく思っています。

自治体で処分できる？

塗料は、液体のためゴミ収集車が汚れたり、道路を汚したりする可能性があります。

また、塗料は引火性や有害性があるため性質上も含めて、回収を不可としている自治体が全国でも多くあります。

処分可能な自治体の場合

お住みの自治体のルールを確認しなければなりませんが、余った塗料の回収を行っている自治体もあります。

しかし、細かなルールがあるので必ず守らなくてはいけません。

塗料

塗料を側溝や水路にそのまま流してしまうと、河川を濁らしたり油分が浮いてしまったりと水質汚染を招いてしまいます。

少量であれば、新聞紙に塗料を塗り広げてから、可燃ごみとして処分しましょう。

多い場合には、固化剤を使うといった方法が一般的な方法になります。

硬化させた後、可燃ごみとして処分することができます。

水性塗料が多く余った場合

多めの容器に塗料を出してから、いらない布や新聞紙に吸い込まして乾かすと可燃ゴミにとして捨てることができます。

ホームセンターで売っている凝固剤を加えてかき混ぜ、固形化してから新聞紙に包んで処分する方法があります。

油性塗料やラッカーなど引火性のある塗料の場合

塗料を布や新聞紙に含ませてから、処分します。

その際に引火防止対策として、布や新聞紙は水で湿らせてから処分してください。

塗料の缶の処分方法

ペンキの缶は、大きさによって分別が異なります。

塗料は、綺麗に拭きあげてから処分してください。

塗料処分を依頼できる業者

自分で処分するのが面倒な人や、大量に余っている塗料があり自分でやるのが難しい人は、回収業者に依頼する方法もあります。

塗料専門業者に依頼

壁を塗ろうとして塗料を購入する場合は、一斗缶で購入すると思います。

ただし、少量だけ使って大量の塗料が余ってしまった場合、余った部分を固化剤を使用し処分するにも、手間と余った塗料に比例した費用がかかります。

そのようなときは、塗料専門業者に回収を依頼すると良いでしょう。

一斗缶1缶あたり2500円～3200円程度で処分してもらうことができるでしょう。

注意点として、業者によって塗料の処分費用だけでなく回収費もかかる場合がありますので、その際は割高になってしまうでしょう。

不用品回収業者・遺品整理業者に依頼

お近くに塗料専門業者がいない場合や、遺品整理の際に大量に塗料が出てきた場合などは不用品回収業者や遺品整理業者に依頼するといった方法があります。

自力では難しい固化作業や搬出なども行ってくれますので、手間をかけずに処分することができます。

一斗缶1缶あたり4000円程度で自宅まで回収に来てくれるでしょう。

塗料の保管方法

塗料は一度開封してしまうと、1年程度であれば保管することができます。

水性塗料は空気に触れてしまうと固まりやすいので、缶の蓋が確実にしまっている注意し、冷暗所で保管します。

冷暗所に保管しているため、塗料が固まってしまった場合は、一度常温に戻してみて塗料に異常がなければ使用できます。

まとめ

ここまで余った塗料の処分方法をご紹介してきましたが、参考になりましたか？

ＤＩＹで最も取り入れやすい塗料ですが、塗料は液体状態では処分できません。

処分方法が面倒だからといって排水溝などに流してしまうと、詰まりの原因にもなりますし、水質汚染を招く危険があります。

知っていれば、塗料の処分方法は難しくありません。

ルールを確認し、正しく処分しましょう。

これから塗料を購入を考えている人は、塗る平米数を確認し適切な量の塗料を購入しましょう。

最後まで使い切れば、無駄な手間はかかりません。

弊社ユーティリティーサービスでも、余った塗料の回収を行っておりますので、お気軽にご相談ください。

「アップサイクル」の際に、塗料を使用し再利用していますのでお問い合わせください！