ハウスクリーニングの料金相場は?
ハウスクリーニングの料金相場は?
「大掃除と一緒にハウスクリーニングも頼みたい!」「家を売却する前に綺麗にしてほしい」などと様々な理由からハウスクリーニング業者の利用を検討すると思います。
しかし、ハウスクリーニングの費用がいくらかかるのか、相場がどのくらいなのか、分からないといった人が多くいて、結局依頼するのを諦めたといった人も少なくありません。
ハウスクリーニングの費用は、自宅の状況・場所によって異なります。
この記事では、ハウスクリーニングの料金相場についてご紹介いたします。
ハウスクリーニングとは?
ハウスクリーニングとは、清掃サービスを専門とする業者に依頼して部屋を掃除してもらうサービスです。
仕事や子育てなどで、なかなか部屋の掃除や片付けができない場合だけでなく、一般の人では手の届かない場所を掃除したい場合などにハウスクリーニングを理由する場合は多いです。
サービスの種類
ハウスクリーニングには、空室クリーニングやエアコンクリーニング、水回り3点クリーニングなど様々な部位のクリーニングがあります。
多くの人が、家全体よりも部位ごとに依頼します。
・エアコンクリーニング
近年多くの人が梅雨明けから夏場にかけて、エアコンクリーニングを依頼する人気のサービスです。
カバーを分解し内部を高圧洗浄し、カビや埃を清掃します。
ノーマルエアコンよりお掃除機能付きエアコンの方が割高となります。
・浴室クリーニング
湯垢や石けんカス、カビなどを汚れに合わせて洗剤を使い分けて清掃します。
また、普段手が届かないエプロン内や換気扇の清掃行ってくれます。
鏡のしつこい水垢も研磨してピカピカに清掃してくれます。
・キッチンクリーニング
シンクやレンジフード、五徳の油汚れを業務用洗剤や機材などを使用して清掃します。
キッチンパネルや床にも調理時の汚れが飛び散っているので、まとめて清掃を行ってくれます。
サービスの種類 |
・エアコンクリーニング ・浴室クリーニング ・キッチンクリーニング ・換気扇クリーニング ・フロアクリーニング ・カーペットクリーニング ・トイレ ・洗面所 ・窓、サッシ、網戸 ・洗濯機分解洗浄 ・空室クリーニング |
ハウスクリーニングの料金相場
ハウスクリーニングの費用は、部屋が広くなるにつれて作業箇所が多くなるため、費用も高くなっていきます。
また、家財がある状態ですと、家財が汚れないように養生をしたりと手間が増えるため退去後のクリーニングの費用よりも20~50%高くなります。
間取り |
料金相場 |
1R・1K |
15000~30000円 |
1DK・1LDK | 25000~40000円 |
2DK・2LDK | 30000~80000円 |
3DK・3LDK | 45000~100000円 |
4DK・4LDK | 60000~120000円 |
5LDK~ | 100000円~ |
部位別の料金相場
多くの人が特定の気になる場所に限って依頼することが多いです。
作業場所によって細かく料金設定がされています。
・エアコンクリーニング
エアコン機能 | 料金相場 |
ノーマルエアコン(お掃除機能無) | 8000~12000円 |
お掃除機能付きエアコン | 12000~18000円 |
エアコンは間取りの多い家ですと、2~3台などと複数台あります。
まとめて依頼すると業者側としても作業効率が良いため、多くの業者が割安で提供してくれます。
また、エアコンクリーニングは梅雨明けの6月末から8月のお盆休みまでが繫忙期になります。
閉散期の2月~5月、9月~10月に依頼すると割安になる場合があります。
場所 | 料金相場 |
浴室 | 12000~18000円 |
キッチン | 12000~20000円 |
レンジフード・換気扇 | 13000~18000円 |
トイレ | 6000~10000円 |
洗面所 | 7000~10000円 |
床・ワックスがけ | 8400~15000円(6畳あたり) |
洗濯機(一部分解・完全分解含む) | 8000~18000円 |
水回りパック |
3点セット15000~38000円/5点セット18000~75000円 |
水回りパックは、3点はキッチンやトイレ、浴室・洗面所がセットになっており、5点はキッチンやレンジフード・換気扇が追加されます。
水回りを個別で依頼するよりも、水回りパックで依頼した方がお得になります。
家全体の料金よりも部位別で依頼した方が割高になる印象があります。
ハウスクリーニングの料金が相場よりも高くなることも…
ハウスクリーニングの料金はある程度決まっていますが、場合によっては高くなるケースもあります。
汚れがひどく時間を要する場合
ハウスクリーニングを依頼するにあたって汚れているのは当然ですが、長年掃除をしておらず汚れがひどい場合は、料金が高くなります。
何度も薬剤を浸け置きしたりと通常以上に手間や時間がかかる場合や、特殊な薬剤や機材を使う場合は別途料金が必要になります。
クリーニング業者と見積もり時に打ち合わせをし、「どの程度綺麗にしてほしいのか」「それに対して追加で料金がかかるのか」「素材が痛まないか」などと入念に話し合いましょう。
一戸建ての場合
一戸建ての場合も、料金が高くなる場合があります。
それは、マンションやアパートよりも一戸建ての場合、廊下や階段、収納スペースなどの清掃する面積が広くなるためです。
家によっては洗面所や浴室、トイレが複数ある家もあるため、清掃箇所が増えることも理由になります。
駐車スペースがない場合
ハウスクリーニング業者は、車に道具一式を積んで作業現場に向かいます。
その際に、駐車スペースがない場合は有料駐車場を利用する必要があります。
この料金は依頼者側負担になる場合があります。
都心になればなるほど料金は高くなるため、1000~3500円程度必要になります。
まとめ
ここまで、ハウスクリーニングの料金相場についてご紹介してきました。
基本的には、退去後のクリーニングよりも在宅クリーニングの方が料金は高くなります。
そのため、ハウスクリーニング業者に作業スペースを確認して、依頼する前に家財を片付けておくと良いでしょう。
部位別のハウスクリーニングは、家全体のクリーニングよりも割高に感じますが、その分質の良いサービスを提供してくれることでしょう。
当然新品には戻りませんので、見積もり時にどの程度綺麗になるのか業者に質問すると良いでしょう。
良い業者であれば、どの程度綺麗になるのか、綺麗にするにあたって素材を傷めるリスクなども説明してくれるでしょう。
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